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2025.03.25

知財ニュース

再生医療・DNA合成を用いた「回復スニーカー」「人工宇宙人」、万博で世界初公開―「龍肉」も展示予定

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Transeeds Inc.が主催するクリエイティブコレクティブ「LOM BABY」は、大阪・関西万博およびJapan Expo Paris in Osaka 2025で、「Heal Sneaker(回復スニーカー)」「人工宇宙人(AA)」「龍肉」を展示する。再生医療やDNA合成技術を応用したプロジェクトで、新作の「Heal Sneaker」と「人工宇宙人(AA)」は、世界初公開となる。

再生医療技術を搭載した回復スニーカー「Heal Sneaker」は、歩行中にスニーカー自身が自己修復を行う、世界初のスニーカーだ。素材自体が細胞のように再生し、履くたびに新品同様の状態を保つ。環境にも人にも優しい革新的なプロダクトとして発表する。

Transeeds_sub1 Heal Sneaker(イメージ)

「人工宇宙人(Artificial Alien=AA)」は、DNA合成技術を応用したバイオテクノロジーによって誕生した人口生命体(DNAフィギュア)。人間の感情やコミュニケーションにリアルタイムで交信するシステムと共に、未来型コミュニケーションを体験できる。

Transeeds_sub2 人工宇宙人(イメージ)

龍肉」は、DNA合成技術を用いて想像上の龍の肉をリアルに再現したフードテクノロジー。国内の食料自給力が課題となっている今、新しい美食文化を醸成し、サステナブルな未来の食生活を提案する。

同プロジェクトは、2024年8月に国立新美術館で初公開し話題を集めたもの。龍のDNAを作製し、培養液の中で細胞を育んで現実的に食べられる肉を完成させた。2025年春には試食会の実施も予定している。

Transeeds_sub3 龍肉(イメージ)

展示はいずれも、生成AI×3Dスクリーンを用いた没入型の展示空間で行う。3Dプリンターで造形した巨大スクリーンが来場者の動きを感知し、リアルタイムでインタラクティブな映像を生成。最先端技術が融合したイマーシブアニメーションで次世代型展示を提供する。

Transeeds_sub4 「生成AI × 3Dスクリーン」で体験する没入型展示空間 (イメージ)

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開催概要は下記の通り。次世代テクノロジーとアートを掛け合わせた展示で、未来の息吹を感じられそうだ。

開催概要

■ Japan Expo Paris in Osaka 2025

開催期間:2025年4月26日(土)・27日(日) 9:00-21:00(万博開催時間)
開催場所:EXPO2025 大阪・関西万博[会場内]EXPOメッセ「WASSE」
入場料:万博入場料のみ

■ EXPO2025 大阪・関西万博

開催期間:2025年4月13日(日)~10月13日(月)
開催場所:大阪 夢洲(ゆめしま)
入場料:公式ウェブサイト(https://www.expo2025.or.jp)をご確認ください。

ニュースリリースはこちら
Transeeds Inc.「EXPO2025 大阪・関西万博」サイト

Top Image : © Transeeds Inc.

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