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2024.03.22

知財ニュース

トヨタ、柔らかく安全なロボット「Punyo」を開発─触覚センサー搭載

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「トヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)」が柔らかい弾力のあるロボット「Punyo」を開発した。

ロボットの名前である「Punyo」は柔らかく、かわいらしく、弾力のあるものを表す日本語の「ぷにょ」を意味している。家庭用ロボットが安全で、有能で、一緒に楽しく働けるという同社の哲学を表しているのだという。

「Punyo」の手、腕、胸は触覚センサーで覆われており、接触を感じることができる。柔らかさにより、操作するアイテムに順応し、安定性、摩擦の増加、接触力の均一な分散が可能。触覚センシングにより、制御された力を物体に加え、接触を感知し、物体の滑りや衝突に反応することができる。

従来のロボットは手だけを使って重い物体を運んでいるのが一般的だが、「Punyo」は、体全体を使って多くのものを運び、操作することができる。

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「Punyo」の腕は、肩から手首まで、空気が満たされた袋で覆われている。この各気泡はチューブを介して圧力センサーに接続されており、気泡の外面にかかる力を感知するとのこと。

今のところ、「Punyo」に指はないが、各手の内部にカメラを備えており、その内側にドットパターンが印刷されている。気泡が何かに触れるとドットパターンが変形し、内部カメラはこの変形を使用して力を推定するとのことだ。

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動画内では、人が「Punyo」を遠隔操作している様子も確認できる。人の動きを学習し、覚えることも可能とのことだ。

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ニュースリリースはこちら

「Punyo」について

Top Image : © Toyota Research Institute

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