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2022.02.16
知財ニュース
松竹、バーチャルプロダクション手法の研究開発拠点「代官山メタバーススタジオ」を開設
松竹株式会社は、バーチャルプロダクション手法の研究開発拠点として「代官山メタバーススタジオ」を2022年1月21日に開設した。
松竹グループが手掛ける映画・演劇事業における、バーチャルプロダクションの活用ニーズの追究を行う場として作られた本スタジオ。「共創」をキーワードとし、個人・法人問わず多様なクリエイターと共創し、グリーンバックや大型LEDディスプレイを用いて、リアルタイムに人物とバーチャルセットを合成し撮影することができる。
スタジオ開設に伴い、グリーンバックで演じる俳優と、4つのバーチャルセットをリアルタイムで合成した、ワンカットのデモムービーを公開。大自然、神社、宇宙船、学校と、仮想空間が次々に移り変わっていく演出を体験できる映像となっている。また、バーチャルセット内には、ダンサーの動きをモーションキャプチャーで取り込んだ3Dキャラクターも登場し、リアルの俳優とバーチャル上の3Dキャラクターがコラボレーションした映像となっているとのこと。
松竹株式会社は、個人・法人問わず多様なクリエイターと共創し、コンテンツ開発・技術検証を行うことで、未来のエンターテインメントに向けた取り組みを加速していくとしている。
Top Image : © 松竹 株式会社