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2022.12.02
知財ニュース
商業施設で国内初、RED° TOKYO TOWER内に暗号資産両替機「BTM」を設置─その場で日本円に両替
東京eスポーツゲート株式会社は、暗号資産自動両替機「BTM®」を、日本最大規模のeスポーツパーク・RED° TOKYO TOWER内に、商業施設としては国内で初めて設置した。 取り扱う暗号資産は、BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、BCH(ビットコインキャッシュ)、LTC(ライトコイン)の4銘柄。
「BTM®」とは、暗号資産交換業者として金融庁登録済の株式会社ガイアが2022年8月2日からサービス提供を開始した国内初の暗号資産自動両替機で、このたび設置された両替機は国内3台目となる。従来の暗号資産交換業者の取引では、アプリやサイト内で日本円に替えた後に利用者指定の銀行口座に入金するため、出金まで数日を要することが一般的だが、「BTM」ではその場で暗号資産を日本円に両替して受け取れる。
暗号資産自動両替機は、海外での設置台数が増加を続けており、2022年9月末時点で約39,000台が設置されている。また、暗号資産をすぐに現金化できる安心感や利便性からさらなる需要が高まっており、国外からの旅行客の増加に伴い国内商業施設でも需要が高まることが予想されている。このような需要を受け、RED° TOKYO TOWERは今回の設置に至ったという。
なお、同社では、次世代のエンターテイメントを提供していく「RED°」ブランドにおけるトークン「RED TOKEN(REDトークン)」を運用中。「BTM」の設置により施設来場者への暗号資産に対する認知拡大を目指すとともに、さまざまな経済活動のプラットフォームとしてREDトークンエコノミーが世界中の熱狂をさらに創出するべく、アライアンス先の拡大を進めていくとしている。
Top Image : © 東京eスポーツゲート 株式会社