Metaが、1分未満でテキストから3Dモデルが作成可能な生成AI「Meta 3D Gen」を発表した。

この「Meta 3D Gen」は「Meta 3D AssetGen」と「Meta 3D TextureGen」を統合した2段階方式なのだという。この統合により、没入型コンテンツ制作のための高品質な3D生成を実現することが可能になるとのこと。

生成方法だが、まず第1段階として、ユーザーがテキストプロンプトを与えると、「Meta 3D AssetGen」を使用して約30秒で初期3Dアセットを作成する。このステップでは、テクスチャとPBRマテリアルマップを持つ3Dメッシュが生成される。

次に、第1段階で生成された3Dアセットと、生成に使用された最初のテキストプロンプトが与えられると、第２段階では、このアセットとプロンプトに対して、より高品質なテクスチャとPBRマップを生成する。これには、「Meta 3D TextureGen」が使用され、生成時間は約20秒だ。

第1段階と第２段階の生成時間を合計するとテキストから3Dの生成まで約50秒（1分未満）で完成する。また、テクスチャのない3Dメッシュと、希望する外観を記述するプロンプトがあれば、第２段階を使用して、この3Dアセットのテクスチャをゼロから生成することも可能とのこと。

同社によると多数の業界基準と比較して、複雑なテキストプロンプトのプロンプト忠実度と視覚品質の点で「Meta 3D Gen」は優れており、しかも大幅に高速であるとしている。

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