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2025.06.12
知財ニュース
音を立てなければ“盗める”体験型ショップ「盗-TOH-」、TBSラジオ発の異色イベントが話題

TBSラジオの人気番組「脳盗」が主催する、音を立てずに制限時間内に店内の商品を“盗む”というコンセプトの体験型イベント「盗-TOH-」が話題を集めている。
「盗-TOH-」は、TBSラジオ「脳盗」パーソナリティのTaiTan(Dos Monos)と玉置周啓(MONO NO AWARE)が企画・監修するイベント。
同イベントは、音を立てなければ制限時間内に店内の商品を「盗める」というスリリングなコンセプト。「盗める市場」をテーマに、日用品や食品、アパレル、そして古本まで、多様な商品が並ぶ。
音を立てなければ“全商品が盗めるため、昨年開催された第一弾は、わずかな音でも即退場となる緊張感と、参加者が忍び足で商品を持ち帰るユニークな体験がSNSで話題に。最大4時間待ちの行列ができ、およそ1000人の“盗人”が来店した。
さらに、国内最大級のクリエイティブアワードである「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS 2024」ではTBSラジオ史上初となる2部門を受賞し、従来のラジオイベントの枠に収まらない広がりを見せた。
※このイベントは犯罪行為を推奨・容認するものではありません
2024年3月に実施された第二弾イベントでは古本の買取・販売を行うバリューブックスが協賛し、約5,000冊の古本を提供。これらの本が盗まれるというユニークな形で、新しい読者のもとへ届けられた。
これまで2回開催されている同イベントは、いずれも大好評。初回は無料で実施。2回目は有料だったものの、チケットは完売。訪れた人が投稿した動画は5000万回再生を誇っている。
Top Image : © TBS ラジオ