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2025.09.09
知財ニュース
サンワダイレクトから「縦向きにも横向きにも」、間にも差せる電源タップが登場―自由に差し込める「車輪差し構造」が話題に

サンワサプライ株式会社が運営する直販サイト「サンワダイレクト」から、従来の概念を覆す新しい電源タップ「スリムタップ(AC8個口)700-TAP082/083シリーズ」が登場し、大きな話題を集めている。
同製品は、プラグを縦、横、そして差し込み口の「間」にも自由に差し込める「車輪差し構造」を採用した、デスク周りの配線問題を解決する革命的な電源タップ。ラインナップは全8種類。雷ガード機能付きのモデルと、急速充電に対応したUSBポート(USB-A×1、USB Type-C×1)付きモデルの2種類が用意されており、それぞれ1.5mと3mのケーブル長、ブラックとホワイトの2色が展開。すべての製品はPSE認証を取得しており、安全性も確保されている。
同製品は、これまでの電源タップで問題になりがちだった、大きなACアダプターが隣の差し込み口に干渉してしまう問題を解消する。
プラグの向きを自由に変えられるだけでなく、本来は差し込めない差し込み口と差し込み口の「間」にもプラグを差せるため、限られたスペースでもアダプター同士がぶつかることなく、全ての差し込み口を最大限に活用。これにより、アダプターの向きが揃ってコードがすっきりまとまり、デスク下やテレビ裏の配線も驚くほどスマートになるという。
同製品は、クラウドファンディングサービス「Makuake」での支援を受けて制作され、構想から実現までには約3年もの歳月を要した。「絶縁距離を保ちながら2倍の密度のパーツを安全に配置する」という最大の課題を、開発メンバーが試行錯誤を重ねてクリアし、ついに完成に至ったエピソードも公開されている。
Top Image : © サンワサプライ 株式会社
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