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2021.11.26

知財ニュース

研究者のひらめきを誘発する体験型ショールーム「Sciencing Style OSAKA」が大阪淀屋橋にオープン

SciencingStyleOSAKA

研究環境の構築を手がけるオリエンタル技研工業株式会社は2021年11月、実際の設備やシステムに触れることができ、研究者の一瞬のひらめきを生み出す体験型ショールーム「Sciencing Style OSAKA」を大阪府淀屋橋にオープンした。

同社はこの空間を「最新の研究施設・設備・システムを展示する体験型ショールームであり、かつ大人の遊び場のようでもあるエンターテインメントスペース」だと位置付けている。肌で感じる体験スペースから、訪れるすべての人々の五感を刺激し、ひらめきのきっかけを生み出す複合施設となっている。

SciencingStyleOSAKA

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実験台をはじめとしたラボファニチャー、ヒュームフード(実験室用局所排気装置)、実験動物飼育装置などの最新鋭設備や、プロジェクトのアートボードなどが立ち並ぶ。実際の設備やシステムに触れて体験ができる最新鋭の空間となっており、豊富な経験と技術を持つスタッフが、実機での説明も交えながら最適なソリューションを提案する。

未使用_SciencingStyleOSAKA

未使用_SciencingStyleOSAKA

同社が開発した研究環境特化型の3Dシミュレータ ー「Sciencing Style Planner」も導入されており、研究設備のデザインを検討する研究者は、簡単な操作でソフト内に研究室を自由にシミュレート作成できるため、実際のイメージにより近いリアルな研究設備を具体的にイメージできる。

Sciencing Style OSAKAは、研究環境や労働安全衛生に関する最新動向のセミナーなど多岐に渡るテーマのイベントを開催していき、様々な分野のプロフェッショナル達とのアイデアの交差を促進し、イノベーションの源を生み出す情報発信にも力を入れていく。

バーチャルな体験がメインストリームになりつつある現代においても、リアルな体験が重要と語る同社は、研究者の行動に働きかけ交流や気づきを生みだす空間や設備、イノベーションカルチャーづくりに挑戦するとのこと。研究者の潜在意識に触れるプロダクトやデザインの展示と発信を通じて、日本の技術革新に貢献するとしている。

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Top Image : © オリエンタル技研工業 株式会社

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