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2022.11.07

知財ニュース

トヨタが新スポーツ「スペースサッカー」を「世界ゆるスポーツ協会」と共同開発、クルマの給電機能を活用

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トヨタ自動車は、クルマから電気を取り出せる給電車でもっと暮らしの可能性を広げ、給電車で社会を変える「電気が動くとできること」プロジェクトを始動した。

プロジェクトの第一弾として、「スポーツ弱者を、世界からなくす。」を掲げ、スポーツジャンルを創りだすスポーツクリエイター集団・一般社団法人 世界ゆるスポーツ協会と、クルマの給電機能を活用した新スポーツ『SPACE SOCCAR(スペース サッカー)』を共同開発。10月10日スポーツの日より提供を開始した。

給電車は、災害時の非常用電源として役立つことから、これまで防災対策の一環として、被災地や避難所での活用を進める取り組みが行われてきたが、トヨタは、そうした「もしもの時」だけでなく「いつもの暮らし」でも活用できる給電車のフェーズフリーな可能性を広げるために当プロジェクトを始動。

「SPACE SOCCAR」は、宇宙船に見立てたクルマからの電気をエネルギーとして、椅子に座ったままボールを蹴り、惑星に見立てた相手ゴールを狙う。体力差も、年齢差も、電気のチカラで少なくでき、世代間交流を楽しく実現する新しいスポーツとなっている。クルマを活用した新競技であることから、サッカー【SOCCER】の名前にCARの字があてられている。

トヨタは、自動車を移動の手段だけでなく「動く電源」という未来のインフラとして活用していくとしている。

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■スペースサッカーとは

宇宙船に見立てたクルマからの電気をエネルギーとし、EVA(船外活動)として楽しむサッカー。椅子に座ったままボールを蹴り、惑星に見立てた相手ゴールを狙う。あまり動きすぎると給電チューブが外れ、EVAが継続できなくなる。また、ボールを強く蹴りすぎるとクラッシュの反則になり、減点されてしまう。3人のクルーと協力をし、安全かつ正確にEVAを成功させるのがミッション。

【競技情報】
人数:3対3(2人がプレー+1人が補佐) 
時間:1試合 4分30秒(90秒×3ミッション)
特徴:椅子に座り、力がなくても蹴ることができる特殊なボールを使うため、年齢や体力を問わずプレーできる。
使用電力:合計2158w(1台で1500W給電できるRAV4 PHV 2台を使って給電)

「スペースサッカー」競技ページ:https://yurusports.com/sports/spacesoccar
「スペースサッカー」競技動画:https://youtu.be/yvrGHHRyXno
「スペースサッカー」特設サイト:https://toyota.jp/kyuden/dekirukoto/sports

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Top Image : ©︎ トヨタ自動車 株式会社

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