News
2024.02.20
知財ニュース
ソニー、超小型衛星「EYE」を活用し、宇宙から地球を自由に撮影できるサービス「EYE コネクト」を公開
ソニーグループ株式会社は、「STAR SPHERE(スタースフィア)」プロジェクトにおいて運用する超小型人工衛星『EYE(アイ)』の操作に用いるwebアプリケーション「EYE コネクト」を、公式サイトにて公開した。
STAR SPHEREは、宇宙をすべての人にとって身近なものにし、みんなで「宇宙の視点」を発見していくことを目指した同社の宇宙感動体験事業プロジェクト。第一弾として2023年1月には、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力のもと東京大学とともにソニー製カメラを搭載して開発された超小型人工衛星『EYE』を打ち上げた。
公開された「EYE コネクト」は、専門的な知識を持たないユーザーでも、事前に超小型人工衛星『EYE』の位置や姿勢状況を把握しながら、撮影に必要なコマンドを入力することをサポートするwebアプリケーション。
無料で利用可能だが、現在ユーザーは日本国内在住者に限定される。操作はPC環境からのみで、利用の際はアカウント登録が必要。将来的にはスマートフォンやタブレットからの操作も視野に入れているという。
EYEコネクトの公開に併せて、実際に『EYE』へ撮影指示を送り、宇宙から地球の撮影ができるサービス「宇宙撮影体験」が提供される。「宇宙撮影体験」は、ユーザー自身が事前に「EYE コネクト」を使って指定した地球の姿や宇宙空間を、後日『EYE』が実際に撮影し、撮影された画像が手元に届くというもの。
「宇宙撮影体験」は、30組限定。2024年2月13日(火)より募集が開始され、抽選により3月中に決定する。なお、同社では、2024年中に追加の体験者募集を順次行う予定だとしている。
Top Image : © ソニーグループ 株式会社
この記事のタグ