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2022.10.19

知財ニュース

ローソン、アバター接客サービスを開始─同時に複数店舗勤務や非接触な接客を実現

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ローソンは、アバター事業を手掛けるAVITA株式会社との協業を開始することを発表した。アバター活用の協業第1弾として、2022年11月末に都内にオープン予定の未来型店舗「グリーンローソン」にAVITAのアバター接客サービス「AVACOM」を導入するという。

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コンビニエンスストア大手のローソンでは、これまでリアル店舗とDXを活用した“温かい未来”の実現を目指してきた。また、AVITA株式会社は“人”の居場所を作り、“人”の可能性を広げるアバターを活用したサービスを推進してきた。この両社のビジョンが重なり、2022年4月からアバター技術の活用で連携することを目指し検証を重ねてきたとのこと。

アバター技術の活用により、これまで1人1店舗での勤務だったものが、1人で同時に複数店舗に勤務可能になるという。また、消費者からの相談のサポートや新商品の説明、VTuberとのコラボレーション企画など、アバターを活用した新しいコミュニケーションの実現を目指す。

ローソンは今回の導入にあたり、「グリーンローソン」のアバターワーカーの一般募集を開始した。10~30名を採用し、合格者には研修ののち11月末から「グリーンローソン」で活躍してもらう予定という。また、今後は「グリーンローソン」での検証を行った上で、2023年度中に東京・大阪のローソン10店舗で勤務する50名の「ローソンアバターオペレーター」(ローソン認定のアバターワーカー)を育成し、2025年度までに全国各地のローソン店舗での活躍を視野に1,000名の育成を目指す。

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両社は将来的に、遠隔での深夜防犯、専門家へのオンライン相談、地方特産品の遠隔販売などでの活用も検討するとのこと。「グリーンローソン」での取り組みを皮切りに、時間や場所、年齢、性別などの制約にとらわれない新たな働き方と非接触な接客を創出し、“新しい便利”と“温かい未来”の実現を目指す。

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AVITA 株式会社 公式サイト

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Top Image : ©︎ 株式会社 ローソン

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