News
2021.08.06
知財ニュース
チームラボボーダレスが2022年8月末に閉館、2023年に東京都心部で新たに開館予定
森ビル株式会社とアート集団のチームラボが共同で運営する「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」が、2023年に東京都心部において新たなチームラボボーダレスを開館する準備に入るため、2022年8月31日をもって閉館することを発表した。
チームラボボーダレスは、境界のないアート群による「地図のないミュージアム」として、2018年6月に東京・お台場にオープンした。初年度の年間来館者数は、ゴッホ美術館(オランダ)を超えて、単独のアーティストのミュージアムとして世界最多規模となる約230万人を達成。来館者数に占める訪日外国人割合は約50%を占め、来館者の国籍は世界160以上の国・地域におよぶなど、国籍・年齢・性別などを問わず、広く世界の人々から愛される「東京の新たなデスティネーション」となった。
さらに、世界に類のない全く新しいミュージアムとして、米国のニュース雑誌であるTIME誌の「World's Greatest Places 2019(世界で最も素晴らしい場所 2019年度版)」や、日本サービス大賞の「総務大臣賞」をはじめ、国内外において数々の賞を受賞してきた。
「森ビル デジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」の受賞履歴
2019年1月
「Artsy」2018ヴィジュアルカルチャー部門(米)
第37回日経優秀製品・サービス賞(日)
2019年4月
第48 回フジサンケイグループ広告大賞 パブリック部門 優秀賞(日)
Leading Culture Destinations Awards 2018 ノミネート(英)
THE DESIGN PRIZE 2019 ノミネート(伊)
THE 25th THEA AWARDS FOR OUTSTANDING ACHIEVEMENT(米)
プレイド社「CX Awards 2019」受賞(日)
2019年9月
TIME誌「世界で最も素晴らしい場所 2019年度版」(米)
2020年1月
VFX-JAPANアワード 2020優秀賞(日)
2020年10月
第3回日本サービス大賞 総務大臣賞(日)
2021年3月
「クールジャパン・マッチングアワード 021」グランプリ受賞(日)
2022年8月31日の最終日までは、空間全体を連続した一筆で描くディスプレイ作品「反転無分別、境界を越えて描かれる」や、高低差のある空間で現実の時間の流れと共に移ろう「地形の記憶」など、境界なくつながるアート群によるボーダレスな世界によって「他者と共に創る体験」や「身体をつかった能動的な体験」を提供していく。
Top Image :©チームラボ