AI企業のLimitlessは、会議や会話の内容を録音しAIで要約できるAIアプリ「Limitless」を発表した。また、このLimitlessの機能を搭載したペンダント型のウェアラブルデバイス「Pendant」も発表している。

Limitlessは、Windows版、macOS版、ウェブアプリにて提供される。対応言語はアプリ版、ペンダント型を含め、33言語に対応。Zoom、Slack、Meetなどのあらゆる会議ツールと連携可能だ。

tプランは無料プランと有料のProプラン（年間契約の場合は月19ドル、月払いは29ドル）の2種類が用意されている。無料だとAI機能を1か月当たり10時間使用可能。有料のProプランの場合は、無制限にAI機能が利用可能となる。

機能は以下の4つとのこと。

会議前の概要を表示する「Prep」。Gmail、Google カレンダー、以前の会議、直接の会話からコンテキストを取得するのだという。

正確に文字起こしをしてくれる「Transcript」。会話はリアルタイムで文字に書き起こされるため、必要に応じてすぐに追いつくことができる。

会議の進行に合わせて自動的にメモを作成してくれる「Notes」。会議メモを手動で作成する必要がなく、すぐに状況を把握でき、すべてを記録してくれる。

内容を要約してくれる「Summary」は、会議後にほぼ完璧な概要を取得できるため、何が起こったのか、何が約束されたのかを常に把握できる。

Limitlessの機能を搭載したウェアラブルデバイス「Pendant」は、対面での会議や、会話など、ユーザーの発言を1日を通して記憶してくれるデバイスとのこと。許可ベースのデータ保護で、会話のプライバシーも保てるのだという。

軽量で、クリアな音量、バッテリーは100時間使用できる。Pendantのプレオーダー価格は99ドルで、カラーバリエーションは「Purple」「Green」「Blue」「White」「Black」「Lime」「Pink」「Iridescent」の8種類。2024年第4四半期から出荷を開始する予定だとしている。

Limitless

Top images：© Limitless