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2024.05.28

知財ニュース

イーオンとKDDI、石川県羽咋市でAI英会話学習アプリを試験導入―被災地域の学習機会支援

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イーオンとKDDIは2024年5月8日、小学生の英語学習を支援するため、小学生向けAI学習コンテンツの提供を開始した。イーオンと契約する自治体(教育委員会)や教育機関で利用できる。

同コンテンツは、イーオンが提供するAI対話型英会話学習アプリ「AI Speak Tutor 2」上で利用可能。「自己紹介をする」「道案内をする」などのさまざまな場面設定でAIとの英会話を行い、正しい発音や表現を学ぶことができる。1レッスンあたりの所要時間は10分程度の短時間で重要表現を学習でき、実際に人と話している感覚で英会話スキルを習得する。

なお、令和6年能登半島地震の地震被害による子どもたちの学習機会損失を防ぐため、羽咋市教育委員会からの要請を受け、羽咋市での試験導入として、能登地区からの避難児童に対して本コンテンツ50アカウントの無償提供を行っている。

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従来、「AI Speak Tutor 2」は大人の英語学習者向けに提供されていたが、2020年4月から全国の小学校で英語が必修科目となったことを受け、今回の提供に至ったという。

同コンテンツは、2024年1月22日から4月30日まで、石川県羽咋市内の小学校5校に通う小学校3年生から6年生の児童560名を対象に試験導入が行われた。

自宅学習の一環としてアプリを利用した児童のアンケート調査では、約8割が週に4回以上利用したと回答。同コンテンツが、小学生の自主的な英語学習の習慣化をサポートするものであることが実証された。

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Top Image : © 株式会社 イーオン

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