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2025.07.01

知財ニュース

東京都、都内全域を対象に暑さ指数を表示する「東京暑さマップ」を公開

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東京都は、一般財団法人日本気象協会と連携し、都内全域を対象に、暑さ指数を1キロメートルメッシュできめ細かに表示するマップ「東京暑さマップ」を公開した。

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近年の気候変動による猛暑の影響を受け、熱中症のリスクが年々高まっている。そのため、東京都は「2050東京戦略」において「命を守る熱中症対策」目標に掲げ、様々な熱中症対策を推進している。

「2050東京戦略」とは、2050年代に目指す東京の姿「ビジョン」を実現するため、2035年に向けて取り組む政策を取りまとめた、都政の新たな羅針盤だ。今回、一般財団法人日本気象協会と連携し、都内全域を対象に、暑さ指数を1キロメートルメッシュできめ細かに表示するマップ「東京暑さマップ」を構築した。

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「暑さ指数」とは、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい 気温、湿度、日射・輻射など周辺の熱環境の要素を取り入れた指標のことだ。マップでは、1キロメートルメッシュの暑さ指数を色別で分かりやすく表示し、身近な場所の危険度を知ることができる。自宅周辺や学校、職場、出かけ先など、熱中症リスクをピンポイントでチェックすることが可能だ。

暑さ指数は、1時間ごとに48時間先まで表示される。これにより、熱中症リスクが高い時間帯を事前に把握し、持ち物や行動を考えるきっかけにすることできるとしている。さらに、日ごとの最高暑さ指数が1週間先まで分かり、熱中症リスクが高い日を事前に把握し、予定の調整や対策のヒントにすることもできる。

報道発表資料はこちら

「東京暑さマップ」イメージはこちら(PDF)

「2050東京戦略」についてはこちら

「東京暑さマップ」閲覧用ホームページはこちら

Top Image : © 東京都庁

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