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2021.12.02

知財ニュース

レゴのクリエイタープログラム「BrickLink Designer Program: 2021」が開催―上位5アイデアを実際に製品化

LEGO

LEGOの公式セットにはならなかったレゴアイデアを、クラウドファンディングでキット化して販売するデザイナー・プログラム「BrickLink Designer Program: 2021 Invitational」の第2弾が2021年11月9日(アメリカ西海岸時間)より開始した。第2弾では9作品のアイデアが公開され、3,000件以上の予約注文を先に達成した上位5作品が量産販売される。2021年12月14日まで予約注文を受付中だ。

本プログラムはLEGO IDEAS(レゴアイデア)というレゴの製品化提案やレゴ作品コンテストなどのコミュニティを提供するLEGO公式サービスと、LEGOグループが買収し傘下となったレゴ売買ショッピングモールBrickLink(ブリックリンク)との共催によるもの。

LEGO IDEASサイトで過去に提案されたアイデアのうち、10,000票以上獲得したアイデアの中から27名・31種のレゴキットが本プログラムに参加。第1弾から第3弾のクラウドファンディング開催を予定しており、毎回先に3,000件以上の予約注文を達成した上位5作品が製品化の権利を勝ち取り、その後それぞれ最大1万キットずつ量産され継続販売となる。

BrickLinkの作品一覧ページでは、各アイデアキットのさまざまな角度からの撮影画像や、各アイデアキットに含まれるレゴの総パーツ数、レゴキットのアイデアを発案した各クリエイターによるコンセプト紹介文などが掲載されており、予約注文のほか応援コメントを残すことも可能。次回第3弾のアイデアキット9作品の詳細も掲載されており、こちらも同様に閲覧することが可能だ。第3弾の開始時期は追ってアナウンスされる。

気に入った架空のレゴアイデアを応援し、買いたい人が多数集まれば実際に製造・販売される本プロジェクト。アイデアの元となったクリエイターには売り上げの10%が支払われるという。レゴ好きのファンには面白い制度となるこのプロジェクト、一度覗いてみてはいかがだろうか。

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Top Image : © 2021 LEGO BrickLink, Inc.

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