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2025.08.22

知財ニュース

朝日新聞とパナソニック、「未来空想新聞2042」第二弾を発行―“空想記事”を一般募集し掲載

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「未来空想新聞2042」の第二弾が発行された。パナソニックと朝日新聞社の共創プロジェクト「未来空想新聞2042製作委員会」が手掛けたもの。「こどもの日は、未来を考える日。」というメッセージのもと、2025年5月5日に発行した新聞の続編で、同年8月7日に発行した。

「未来空想新聞」は、2022年のこどもの日に、特別発行として朝日新聞が始めた。社会課題などが多く「暗い将来予測」が目を引く昨今、多くの人たちが未来について考え・語り合うことで、より良い未来の実現につなげることを目指している。

「2039」年の未来の空想から始め、「2040」「2041」と毎年1年進めた未来を設定。今年で4年連続の刊行となる。現在は紙の発行をメインに、一部記事を公式Webサイトで公開している。

パナソニックは当初、協賛企業として参画していたが、2年目に朝日新聞と共創プロジェクトを立ち上げ。両社が運営する製作委員会で今日まで共同発行している。

紙面のテーマは広く“未来”で、コンテンツは毎回異なる。各界の著名人が17年後の未来を空想した記事を寄稿したり、小説家やタレントが天声人語を担当したりと様々。未来のくらしや生き方、テクノロジー、環境、文化、経済など、多様なジャンルの記事が掲載されてきた。

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「未来空想新聞2042」第一弾では、著名人・有識者へのインタビューや寄稿、企業・自治体の空想記事を掲載。第二弾には一般募集で集まった記事の一部を追加した。

製作委員会は、空想記事の一般募集企画「空想から、はじめよう。」を第一弾の発行と同時に展開。募集にあたり、応募者が入力する記事見出しをもとにAIが記事作成する仕組みを構築し、広く参加を募った。

人の幸せや働き方、社会構造、未来のテクノロジー、宇宙との関りなど、5,300件超の空想記事が集まり、その一部を4ページに渡り掲載。公式サイト「未来空想新聞2042 WEB版」では先行して、一部の空想記事を公開している。

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「未来空想新聞2042」第二弾の紙面申し込みは、2025年8月31日までを予定。公式サイトでの空想記事の生成は9月30日まで行っている。

ニュースリリースはこちら(1)(2)
「未来空想新聞2042」第二弾 販売サイト
「未来空想新聞2042 Web版」

Top Image : © 株式会社 朝日新聞社

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