東急不動産株式会社が、サステナビリティプロジェクトの一環として、フラワーロス問題への解決に着手した。

今回、渋谷駅周辺の「広域渋谷圏」（渋谷駅を中心とした半径約2.5km圏内）において、新たな価値創造を目指す「PROJECT LIFE LAND SHIBUYA」の一環として、同エリアのテナントに贈られた祝い花をアップサイクルし、ドライフラワーにして販売する「祝い巡り花」プロジェクトをスタートした。

10月にオープンした商業施設「フォレストゲート代官山」内のフラワーショップ「ALL GOOD FLOWERS」と連携し、回収した祝い花を美しいドライフラワーへと生まれ変わらせるというもの。

広域渋谷圏は、移転したオフィスや、ライブ会場・ブライダル会場・新たに開店する飲食店など、様々な業界・業種での祝い花が贈られる場所。

ドライフラワーは、「フォレストゲート代官山」や東急プラザ原宿「ハラカド」内の「ALL GOOD FLOWERS」店舗にて販売され、人々に再び喜びを届けるだけでなく、広域渋谷圏を巡ることで、街全体に幸せな循環が生み出されることが期待されている。

同社は今後、「ギフトサービスへの展開や、他エリアへの拡大も視野に入れ、この取り組みをさらに発展させていきたい」と展望を示している。

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Top Image : © 東急不動産 株式会社