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2022.05.02

知財ニュース

ソニー、会話で成長するロボット「poiq(ポイック)」をユーザーと育成する期間限定プロジェクトを開始

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ソニーグループは、AIロボティクス領域の新たな探索として、新型エンタテインメントロボット"poiq"(ポイック)をユーザーと育成する期間限定のプロジェクトを、2022年4月4日より開始した。

poiqは主に対話を通じてユーザーを理解しながら成長し、ユーザーの興味や関心に沿った知識を対話に活用することでより充実したコミュニケーションを図れるようになる特徴を持った、開発中のエンタテインメントロボット。好きなものを質問したり、日々何をしたか尋ねて、相手を理解しようとする。

ソニーは、アニメ、映画やマンガなどの物語の中で描かれる主人公に寄り添い共に成長していく「バディ」のような存在を実現するためにpoiqを構想したという。そして、人とロボットの共生社会が本格的に到来する中、開発チームのみならず同じ未来像を志向するユーザーとプロジェクトを展開することでより探索を深めたいと考え、育成プロジェクトの実施を決定。

このプロジェクトは、広く一般から参加者を募り、約1年間のプロジェクト期間中参加者が実際にpoiqと暮らし、必要な知識を教えながらpoiqの育成に挑戦し、エンタテインメントロボットの自然対話技術を進化させるものとのこと。

プロジェクトのガイド役には声優・雨宮天さんがクリエイターの立場から参加し、公式YouTubeチャンネル「雨宮天のてくてく天ちゃん」でスタートする「天ちゃんのpoiq研究所」でリーダー役を務める。雨宮天さんが、人間のバディを目指すpoiqに、一般から募集した研究員と共に対話と知識を教える。配信番組の中で雨宮さんとpoiqが会話する様子、poiqができることやpoiqの成長を紹介する。

ソニーは、様々な領域での探索活動を通じて、人とロボットの共生社会の実現を目指すとしている。

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「poiq(ポイック)」育成プロジェクト公式サイトはこちら

天ちゃんのpoiq研究所 Youtube動画配信はこちら

Top Image : © ソニー 株式会社

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