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2022.11.16

知財ニュース

Repro株式会社、Webサイトの表示が高速化するサイトスピード改善ツール「Repro Booster」の提供を開始

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Repro株式会社は、同社の特許取得済の独自技術を活用した、Webサイト全体の表示速度を高速化するサイトスピード改善ツール「Repro Booster(リプロ・ブースター)」の提供開始を10月26日、発表した。

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「Repro Booster」は、タグを入れたその日からWebサイトの表示速度が速くなるサイトスピード改善ツール。独自の技術により、ユーザーがクリックする可能性が高いリンク先を予測・先読みして一時保存(キャッシュ)することで、クリックした際にあらかじめ読み込んだ情報を瞬時に表示できる。なお、サイト構成ごとに設定を最適化することも可能で、サイトごとの特性や施策に合わせて先読みする情報の柔軟な指定もできる。

また、サイト回遊中に取得した情報もユーザーの端末に一時保存し、独自の技術で管理・活用することでクリック後の高速表示を実現。同期間同条件でユーザー群を分けて検証が行えるA/Bテスト機能で、速度向上による効果を一目で確認できる「効果検証機能」も搭載。手間を最小限にした簡単な導入方法で、"運用レス"ですぐに効果が分かる。

Repro株式会社では、これまで世界66か国7,300以上の導入実績を持つCE(カスタマーエンゲージメント)プラットフォーム「Repro(リプロ)」を提供してきた。しかし、個人情報保護強化によるCookieの規制などで従来の広告頼みのマーケティング手法では十分な効果が得られなくなっていることや、GAFAMをはじめとする一部のプラットフォームへの広告予算の集中、昨今の円安による広告単価の高騰などから、顧客獲得効率の改善が喫緊の課題となっていることに着目。本サービスの開発に着手した。

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Webサイトの表示速度改善は、すべてのサイト来訪者の顧客体験(UX)に影響を与えられる数少ないマーケティング施策のひとつとされており、Googleが2021年6月に発表した「ページエクスペリエンスアップデート」では、検索ランキングの決定要素に表示速度が関わる指標を追加されている。本サービスが、多くのデジタル事業者の助けになることに期待したい。

ニュースリリースはこちら

「Repro Booster」紹介ページ

関連する特許技術①(特許7060900)

関連する特許技術②(特許7049018)

Top Image : © Repro 株式会社

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