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2023.10.04

知財ニュース

PARTYと電通zero、NFT書店「渡り鳥ブックス」をスタート─持ち主をわたる度に物語が進化

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クリエイティブ集団PARTYと電通zeroによるプロジェクト「zeroPAR」の第一弾として、NFT書店「渡り鳥ブックス」が9月20日よりスタートした。

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「渡り鳥ブックス」は、購入した本が次に買った人の手で新しい物語に進化していくという画期的な仕組み。物語は第1世代から始まり、持ち主のもとを離れて、次の持ち主が手にすると第2世代・第3世代へと新しい物語に進化する。本は、OpenSeaなどのNFTマーケットプレイス内で購入し、渡り鳥ブックスのサイト内で購読可能。

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通常、本は人の手にわたるごとに価値が下がっていくが、同プロジェクトでは本がわたるほどに価値が上がるという独自のアプローチを提供する。プロジェクトの皮切りとして用意されたのは、クリエイターによる5つの作品で、今後も新しい作品が追加される予定。さらに「渡り鳥ブックス」の書き手となるクリエイターも募集している。

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プロジェクトを推進する「zeroPAR」は、クリエイターによる創造活動をサポートし、新たな才能を育てる場を提供することを目的とした、電通zeroとPARTYによるプロジェクト。VWBLというNFTデジタルメディアプロトコルを用いて、NFTデジタルメディアの分散型コンテンツ流通を実現し、コンテンツ事業者にとってプラットフォーム手数料削減やビジネス加速の機会を提供している。

VWBLは、合同会社暗号屋が開発したweb3市場でデジタルコンテンツ流通を行えるNFTデジタルメディアプロトコルのことで、個人データ管理のためのインフラとしても利用されている。

プレスリリースはこちら

渡り鳥ブックス Webサイトはこちら

Top Image : © 株式会社 パーティー

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