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2025.04.22
知財ニュース
GMO、AI搭載ヒューマノイドロボットの人材派遣型サービスを開始―ライブコマースや接客でロボット派遣を開始

GMO AI&ロボティクス商事株式会社(GMO AIR)は、最新型ヒューマノイドロボットの人材派遣型サービスを4月3日から正式に開始することを発表した。ロボット活用の領域をエンターテインメントから接客シーン、企業イベントなど実用まで大きく広げるという。
同サービスは、従来のレンタルとは異なり、顧客の用途や要望に応じてロボットの動作プログラムをカスタマイズすることで、多様なニーズに柔軟に対応することを目指すもの。最先端技術を搭載したヒューマノイドロボットの活用により、エンターテインメント領域での新たなコンテンツ創出や、企業のイベントや展示会における革新的なコンテンツ、話題性のあるブランドプロモーションの実現を支援する。
GMO AIRは、「AIとロボットをすべての人へ。」というコーポレートキャッチのもと、GMOインターネットグループの商材とサービスを活かした包括的なソリューションを提供。ロボット産業の未来を見据え、従来の「物販型」から「人材派遣型」へのビジネスモデルの変化を予測し、今回のサービス開始に至ったという。
想定される活用シーン
・ライバー・YouTuber:新商品の告知や商品説明など、新しいライブコマースの形
・展示会・プロモーションイベント:インパクトのあるブランドPR、製品紹介
・商業施設・テーマパーク:来場者案内、エンターテインメント要素の強化
・ショールーム:来場者の受付対応、インタラクティブコンテンツの提供
・スポーツ・コンサート会場:チケット案内、会場情報の提供
・教育施設:STEM教育支援、プログラミング学習の実践的教材として活用
利用プランは短期(1日~)、中期(1週間~1カ月)、長期(1ヶ月~、要問い合わせ)の3種類で、ロボットの動作プログラム、必要な通信環境などのインフラ提供、技術者派遣による安定稼働サポートといった充実したサポート体制も提供される。
同社は今後、AI・ロボット事業を担う商社として、AI技術とロボットの導入・活用支援を中心に、様々な業界の効率化と自動化を促進する革新的なソリューションを提供し、人口減少などの社会課題解決と持続可能な未来の実現を目指していくとしている。
Top Image : © GMO AI&ロボティクス商事 株式会社