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大阪・関西万博

2025.08.14

知財ニュース

スマートゴミ箱「SmaGO」、ゴミの圧縮が見えるスケルトン仕様で大阪・関西万博に登場―太陽光でゴミを自動で5分の1のサイズに圧縮

SmaGOが大阪万博に登場

株式会社フォーステックが開発したIoTスマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」が、大阪・関西万博内で開催される「スマートモビリティ万博/ROBOT EXPERIENCE」に出展。7月28日から8月10日までの期間、未来社会のあり方を具体的に提示した。

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SmaGOは、太陽光を動力源として、投入されたゴミを自動で5分の1のサイズに自動圧縮する次世代のゴミ箱だ。

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スマホやタブレットなどからリアルタイムにゴミの蓄積状況を管理・分析。ゴミの量が満杯に近づくと通信機能で自動的に知らせるため、ゴミの回収作業を劇的に効率化する。さらに、本体のデザインを自由にラッピングできるため、広告媒体として活用して運用コストを抑えることも可能で、SDGsの達成にも貢献する。

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今回の大阪・関西万博への出展の最大の目玉は、内部の構造が透けて見える特別仕様の「スケルトンモデル」。

来場者は、投入されたゴミがソーラーパワーによって圧縮される様子をリアルタイムで観覧でき、さらに、来場者自身がスイッチを押して圧縮プロセスを始動させることも可能。テクノロジーの力を直感的に理解し、「動かす」楽しさを通じてゴミ問題という社会課題への意識を新たにするインタラクティブな体験が提供された。

今回の出展の背景には、観光客の増加に伴うゴミ問題や回収業務における人手不足といった、日本が直面する深刻な社会課題がある。

フォーステックは、このSmaGOが単なる便利なゴミ箱ではなく、都市機能を最適化する「ロボット」であり、未来のスマートシティを支える重要な社会インフラであることを、万博を通じて広く伝えたいとしている。

プレスリリースはこちら

「SmaGO」公式サイト

Top Image : © 株式会社 フォーステック

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