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2021.10.25

知財ニュース

ソニー、ドバイ万博日本館の音響演出を担当─新しい音響体験「Sound AR」を提供

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10月1日より、約1年間の延期を経て「2020年ドバイ国際博覧会」がアラブ首長国連邦ドバイで開幕した。万博全体のテーマは「Connecting Minds, Creating the Future」(心をつなぎ、未来を創る)。2021年10月1日から2022年3月31日まで開催され、日本館の音響演出をソニーマーケティング株式会社が提供している。

ソニーはSound AR™を実現するインタラクション技術と、Xperia™スマートフォンのセンサーを活用した屋内位置姿勢推定技術を取り入れた音響コンテンツを提供。ソニーの技術とコンテンツは、会期末まで日本館内のエキシビションにて活用される。

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ソニーの提供するSound ARは、現実世界に仮想の「音」が混ざり合う、新感覚の音響体験。ソニーの「360(サンロクマル)立体音響」技術と、同社がゲーム開発で培ったサウンドエンジンを活用した、屋内位置姿勢推定技術とを組み合わせたインタラクション技術によって、来館者の詳細な位置や姿勢、巡ったコースに応じたそれぞれ異なる音のストーリーを展開。立体的な音響空間がリアルタイムに生成される。

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会場でのイヤホンには、周囲の音を遮断せずにイヤホンの音も楽しめる同社のオープンイヤー型イヤホンを採用。会場内のスピーカーによるBGMと、イヤホンによる効果音やナレーションをミックスさせた、新しい音体験を演出する。これにより音の力で世界を拡張する聴覚でのARを体験できるという。

日本館のエキシビションは6つのシーンから構成され、ソニーの提供する音響コンテンツは、日本の「技・匠」を紹介する「Culture and history」および、日本独自のソリューションを紹介する「Innovation」にて活用されている。ソニーは、「これまでに培った音響技術や、“場”の体験に関する空間演出の提案ノウハウを生かして、日本館でのエキシビションおよびその運営をサポートしていきます。」とコメントしている。

名称 2020年ドバイ国際博覧会
会期 2021年10月1日~2022年3月31日(182日間)
開催地 UAE(アラブ首長国連邦)ドバイ
テーマ 「Connecting Minds, Creating the Future」(心をつなぎ、未来を創る)
公式サイト https://www.expo2020dubai.com

ドバイ万博日本館公式ウェブサイト https://expo2020-dubai.go.jp/ja/

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2020年ドバイ国際博覧会日本館PR映像はこちら

Top Image : © ソニーマーケティング株式会社

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