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2022.01.13

知財ニュース

2022年の色は未来への期待を込めた"淡いパープル"―パントンが「Color of the Year 2022」を発表

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世界有数の色見本メーカーとして知られる米パントン社(PANTONE)は、2022年の「カラー・オブ・ザ・イヤー(Color of the Year)」として淡いパープルの新色“ベリーペリ(Very Peri: Pantone17-3938)”を発表した。全く新しい新色が選出されるのは2000年に選定をスタートして以来初めてとなる。

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ベリーペリは、紫がかった淡いブルーを基調として、温かみある赤紫を融合した色で、ツルニチニチソウ(Periwincle)の花のような色に仕上げられている。

パントンによると、「ベリーペリ」は、青色が持つ親しみやすさや心地よさ、安心感をベースに、未来への期待感や、リアルとデジタルが融合しつつあるデジタル化された世界の動きを表現するために赤紫を加味した色彩で(米共和党と民主党をそれぞれ象徴する赤と青)、コロナ禍において、新たな生活様式へ移行している変革の時代を象徴する色だと定義している。

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パントンのカラー・オブ・ザ・イヤーは、ファッションや美容、インテリア、社会経済といった多彩な領域を調査し、毎年12月に翌年のテーマカラーを発表するもの。2000年からスタートし、2021年の色には落ち着きと安定を象徴する「アルティメット・グレイ(Ultimate Gray)」と生き生きとした輝きを放つイエローである「イルミネイティング(Illuminating)」の2色が選ばれていた。

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Top Image : © PANTONE

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