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2025.09.26
知財ニュース
中国北京、空に浮く風力発電システム「SAWES-S500」を開発

中国の北京临一云川能源技术有限公司は、ダクト式浮体風力発電システム「SAWES-S500」を開発した。
「SAWES-S500」は、空に浮く風力発電システムで、高度10,000mでも運用でき、高地における様々な複雑な天候にも耐えることができる。車両に搭載することで、移動も可能だ。
エネルギー回収効率は、ベッツ限界を超える風力エネルギー回収効率。厳しいサイズ制約のもと、一次風力エネルギー回収効率が約50%から60%以上に向上しているとのこと。
24時間連続で安定した発電ができるため、各種救助機材や災害救援現場などに継続的な電力供給が可能だ。災害救援現場の画像をリアルタイムでデータ伝送し、救助の意思決定を支援することもできる。
また、モバイル基地局の中継器としても利用でき、ネットワーク通信サービスの提供が可能なのだという。
Top Image : © 北京临一云川能源技术有限公司