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2022.04.20

知財ニュース

ダイソンが空気清浄機能付きヘッドホン「Dyson Zone」を発表─浄化された空気を着用者の鼻と口へ

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掃除機や空気清浄機で知られる家電メーカーのダイソンが、同社初のウェアラブルデバイスで、ノイズキャンセリング機能付き空気清浄ヘッドホン「Dyson Zone(ダイソン ゾーン)」を2022年3月30日に発表した。2022年秋から一部地域でDyson DemoおよびDyson.com、その他店舗およびオンラインで販売を開始する予定とのこと。現時点で日本での展開有無、時期は未定だ。

Dyson Zoneは、ダイソンが約30年にわたり培った気流制御、空気の浄化、モーター技術の専門知識と、屋内だけではなく、屋外の空気の質に関する深い理解に基づいて開発された。

それぞれのイヤーカップのコンプレッサーは、2層フィルターを介して空気を吸い込み、左右から非接触型シールドを通して浄化された空気を着用者の鼻と口に送り届ける。非接触型シールドは、浄化された気流が鼻と口の近くに保たれるよう設計され、可能な限り顔の横から吹き込む風の影響を受けないよう計算されている。 これにより、ハウスダスト、粒子状物質、有害なガスなどの空気中の汚染物質が除去された空気だけを吸うことが可能になるという。

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また、Dyson Zoneは各イヤーカップ内に高性能なネオジム電気音響システムを搭載。このシステムは再生周波数帯域の幅が広く、集音された音を正確に再生できるように最適化し、ミュージシャンやクリエイターが意図したとおりの、音楽本来の姿を楽しめるようになるとのこと。

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さらに、独自のマイクロホンアレイ技術で、外部からのノイズや空気清浄機のモーター駆動音を低減し、高度なノイズキャンセリングを行う設計となっている。

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同社の発表によると、6年の開発期間と500以上のプロトタイプの末に登場したという「Dyson Zome」。日本で発売されたら、ぜひ一度は試してみたい。

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Top Image : © ダイソン 株式会社

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