Googleは、論文や書籍の内容をAIが要約し、音声コンテンツとして再生してくれる実験的なサービス「Google Illuminate」の音声プレビューを公開した。

論文の内容について2人のAIキャラクターが対話形式で要約してプレゼンテーションする形式を採用しており、会話を聞いているような感覚で、難解な論文内容を理解できる。このサービスは、主にコンピューターサイエンスや生物学の論文を対象とし、英語で提供される。

公開されているデモでは、コンピューターサイエンスの学術論文を題材に、男女2人のAIが論文の内容を要約したり、意見を交わしたりする様子を英語音声で聞くことが可能。

ただし、Google自身も認めているように、現段階ではまだ実験段階のため、論文のニュアンスを完璧に捉えきれているとは限らない。事実とは異なる内容や矛盾が含まれている可能性もあり、今後の精度向上が期待されている。

「Google Illuminate」を使用するには、「Sign in to join waitlist」をクリックし、Googleアカウントにログインした上で順番待ちに登録する必要ことが必要。日本語への対応は不明だが、今後の展開に注目が集まっている。

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