OpenAIは、ChatGPTの検索機能を改善し、新たにショッピング機能の追加などを発表した。同社によると、ChatGPTの検索機能はOpenAIで最も人気があり、急速に成長している機能の1つなのだという。過去1週間だけで10億回以上のウェブ検索が行われたとのことだ。

ショッピング機能では、商品の検索、比較、購入を、シンプルかつ迅速に行うことができる。製品結果の改善、視覚的な製品の詳細、価格、レビュー、購入へのリンクが表示される。

ユーザーは、ChatGPTに「料理好きへのプレゼント」や「200ドル以下のおすすめノイズキャンセリングヘッドホン」などのプロンプトを入力すると、関連性の高い商品が表示される。商品の結果は広告ではなく、ChatGPTが独自に選択したものなのだという。

ショッピング機能は、ChatGPTのPlus、Pro、無料、およびログアウトしたユーザーを対象に、2025年4月29日から展開を開始している。

WhatsAppで検索する機能では、ユーザーは、「+ 1-800-242-8478」にメッセージを送信すると、最新の回答やライブスポーツスコアを入手することができる。ChatGPTが利用可能な場所ならどこからでもアクセス可能だ。

引用機能では、特定の応答に対して複数の引用を含めることができるようになり、より多くのソースから情報を詳しく調べたり検証したりできるようになった。また、引用が回答のどの部分を参照しているかをより明確に示す新しい「ハイライト」UIも追加されている。

また、トレンド検索やオートコンプリート機能により、さらに速く検索することが可能となった。

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Top Image : © OpenAI