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2022.06.06

知財ニュース

「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」が7月29日オープン、大阪・長居で夜の植物園をアート空間に変える常設展

アート集団チームラボは、大阪府大阪市の「長居公園」内に位置する「長居植物園」(大阪市東住吉区)にて、夜の常設展「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」を2022年7月29日にオープンする。

1974年に開園した長居植物園は、2022年4月1日、植物が未来に向けて生き生きと成育できる環境をつくるため、樹木の間伐や根の成長を見越した配置換え(植替え)、土壌改良を経て再オープンした。長居植物園は、広さ約24万㎡、約1,200種類の植物が生い茂り、草花や木々が季節と共に移り変わる。

チームラボは、この空間を、自然のふるまいや人々の存在によってインタラクティブに変化し、過去、現在、未来が交差するアート空間に変えていく。

sub1 チームラボ《呼応する小宇宙 - 固形化された光の色, Sunrise and Sunset》

チームラボが行なっているアートプロジェクト「Digitized Nature」は、非物質的であるデジタルテクノロジーによって、自然を破壊することなく「自然そのものが自然のままアートになる」というアートプロジェクトだ。

人間は、自分の人生より長い時間を認知できないのではないか、つまり、長い時間の連続性に対する認知の境界があるのではないかと考えています。人と自然との営みが続くことによる造形、その形が、長い時間を知覚できる形そのものであると考え、それらによって、長い時間の連続性に対する認知の境界に対する模索をしたいと思っています。そして、時間を持つ存在をそのまま使い、「長い時間の連続性」を表現することを試み、現代においてもまた、この場所に意味を積み重ねていきたいと思っています。

(チームラボ公式プレスキットから引用)

undefined チームラボ《自立しつつも呼応する生命の森》©チームラボ

今回オープンする「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」では、昼間は植物園である場所が、夜になるとそのまま作品空間となる。その作品空間は、自然の中で吹く風や雨、そして、この場所に訪れる鳥や人々のふるまいの影響を受けながらインタラクティブに変容し、人々を自然とともに作品の一部、そして、長い時間の一部にしていく。それにより、作品と人々と自然、自分と他者、過去、現在、未来が境界なく連続していくとのこと。

チームラボ ボタニカルガーデン 大阪
https://www.teamlab.art/jp/e/botanicalgarden/
#チームラボボタニカル 
2022年7月29日オープン(常設)
チケット販売 7月5日開始予定
長居植物園 (大阪市東住吉区長居公園1-23)

ニュース原文はこちら(1) (2)

公式サイトはこちら

Top Image : 《呼応する小宇宙 - 液化された光の色, Sunrise and Sunset》©チームラボ

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