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2024.04.19

知財ニュース

近未来的空間で「10秒で注げる」スペシャルティコーヒーを提供─「2050 COFFEE」が京都にてオープン

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京都3軒と海外4ヶ国にスペシャルティコーヒーショップ「Kurasu」を展開する合同会社Kurasuは2月5日(月)、スペシャルティコーヒーショップ「2050 COFFEE(ニセンゴジュウ コーヒー)」を京都市中京区の新京極通りにグランドオープンした。

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今回グランドオープンした「2050 COFFEE」は「持続可能なコーヒーの未来」をコンセプトとする新業態のスペシャルティコーヒーショップだ。スペシャルティコーヒーを手軽に楽しめる体験を提供し、より多くの人がスペシャルティコーヒーを消費することで、生産地を助け、より良いコーヒーの未来を実現することを目指しているのだという。

利用客が注ぎ口の下にカップを置くだけで約10秒でコーヒーを注ぐことができるタップコーヒーや、全自動のエスプレッソマシーンを導入し、効率的かつ一貫性のあるクオリティでドリンクを提供する。

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こうした「2050 COFFEE」のドリンク提供スタイルは、2023年10月のプレオープン以降、Instagramのリール動画で総再生回数450万PVも再生されるなど世界中から注目を集めている。

提供メニューはタップマシーンで注ぐ5種類のドリップコーヒー(シングルオリジン/ブレンド)、ラテおよびエスプレッソ、その他コーヒー豆からできた紅茶のようなドリンク=カスカラコーヒーチェリーティー、焼き菓子などが用意されている。また、今後はコーヒー豆、マグカップ、タンブラー、Tシャツなどのオリジナルグッズも販売していくとのことだ。

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同社は2016年にコーヒーショップ「Kurasu」の初店舗を京都にてオープンし、コーヒーを淹れる作業ひとつにも技術や心遣いを惜しまない、日本のコーヒー文化を世界に広めることを目指してきた。

スペシャルティコーヒーの間口を広げたいと考える背景には、2050年までにコーヒーの需要と供給のバランスが崩れ、今のような価格でコーヒーを楽しむことができなくなってしまう「コーヒーの2050年問題」があるという。

コーヒーの2050年問題の要因は「地球温暖化」による環境要因と、「世界でのコーヒー消費量の増加」の人的要因の2点が挙げられる。そして顧客には「2050 COFFEE」のコーヒー体験を通して、まずはコーヒーの2050年問題について知ってもらいたい、そんな想いを店名に込めているのだという。

「2050 COFFEE」の空間デザインは、西永竜也氏が2021年に設立した「あるべき場所にあるべき様子である事」をコンセプトとする「TEKI DESIGN」が設計。施工は「株式会社セットアップ」が担当した。

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店内は近未来的な印象を与えるシルバー調で統一され、2階の飲食スペースはガラスも組み合わされることで「未来のコーヒー体験」を演出。一方で壁に据え付けられたベンチは座面が膝までと広く取られており、ゆったりと座ってコーヒーを楽しむことができる。

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Top Image : © 合同会社 Kurasu

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