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2022.04.18
知財ニュース
株式会社ブラック、NFT所有者のみアクセス可能なWebサイトを作れる「NFT Gateway」をリリース
クラウドゲーミングの技術を開発する株式会社ブラックは、NFTを介した認証付きWebサイトを手軽に作れるプラットフォーム「NFT Gateway」をリリースした。
「NFT Gateway」では特定のNFTを所持しているユーザーだけがアクセス可能なWebサイトを作ることができる。例えばGoogle Docsで作成した資料、自分のサーバーに置いたPDFや動画ファイル、Discordの招待リンクなどを限定公開したいURLとして設定すると、NFTを所持しているユーザーだけのコンテンツやコミュニティを簡単に作成出来る。
このブロックチェーンネットワークは、世界最大のNFTマーケットプレイス・OpenSeaが採用している、EthereumとPolygonに対応している。Gateway作成時に自由に設定出来るGateway IDがURLとなり、NFTにぴったりのURLを設定することが可能だ。
「NFT Gateway」は基本無料で使用することが可能だが、追加機能として、「プレミアムプロキシ」と「カスタムドメイン」(後日公開予定)の機能がある。各機能は1度きりの購入で永年使用可能な買い切り型で、1機能あたり¥5,000で購入可能。
「プレミアムプロキシ」機能は、無料で利用可能な「ベーシックプロキシ」と比較して、独自実装のリバースプロキシを使用して限定公開したいサイトのURLを隠し、サイト解析に対しても耐性を持たせられる。
「カスタムドメイン」機能は、作成したGatewayにユーザーが持っている好みのドメインを割り当てることが可能で、NFTプロジェクトのブランディングを統一することが出来る。
株式会社ブラックでは、NFTの所有者だけがアクセスできるサイト作成サービス「NFT Gateway」を提供することで、NFTを所持していることに付加価値が与えられる世界を目指しているとのこと。
Top Image : © 株式会社 ブラック