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2021.11.03
知財ニュース
NFT鳴門美術館が『竜とそばかすの姫』とアンリアレイジのコラボレーション作品を総額5000万円で落札、2022年春に同館にて公開予定
ファッションブランド・ANREALAGE(アンリアレイジ)が細田守監督最新作 『竜とそばかすの姫』 とコラボレーションし、2022年春夏パリコレクションで発表したNFT作品計11点が、日本初のNFT美術館 「NFT鳴門美術館」によって落札された。
NFT鳴門美術館が落札したのは「ANREALAGE x BELLE LOOK」のNFT作品1点(1500万円)、パリコレクションで発表されたアンリアレイジのデジタルルック10作品(各350万円・計3500万円)の総額5000万円。これらには特典としてそれぞれ実際にパリコレクションで披露したモデル着用のコレクションルックが提供される。
本コレクションは、二次元と三次元を表す“DIMENSION”をテーマに、『竜とそばかすの姫』作品内の超巨大インターネット世界<U(ユー)>にて初披露された作品。アンリアレイジとアニメ制作の「スタジオ地図」がタッグを組み、アニメーションと、現実世界のファッションショーが交差するデジタルコレクションとなっている。
NFT鳴門美術館は、日本国内の美術品・アート作品のNFT化の普及と発展を目指す施設で、作品の展示以外にもアート作品に関するNFTの発行、審査、販売、流通が可能な日本初の美術館(2021年10月12日時点)。
今回落札したNFTコレクションは、2022年春に同館で公開を予定。実際にパリコレクションで披露したモデル着用のコレクションルックも展示される。また、アンリアレイジのNFT特設サイトでは、落札された作品を含むデジタルルック11作品と、当時未販売のデジタルルックのNFT作品7点、計18作品の詳細を掲載している。
Top Image : © 一般財団法人NFT鳴門美術館