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2021.03.31

知財ニュース

【2021年3月】注目の知財ニュースTOP10

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2021年3月に紹介した知財ニュースの中で、最も読まれている記事10本を紹介します。
知財ハンターが独自の目線でハントした先端テクノロジー情報をまとめ読みしてみましょう。

1

写真の解像度は撮影されるカメラのセンサー機能によって左右されるのが常でしたが、ソフトウェアによって高画質化を叶える機能が、Adobeに追加されました。Photoshopに付随する「Adobe Camera Raw」に新たに実装された、AIのディープラーニングで解像度を上げることで写真の品質を向上させる機能「スーパー解像度(Super Resolution)」です。

2

制作コレクティブ「Image Club」が「新鮮な乱数直送サービス」を発表しました。運に任せて適当に決めたい、でも本当に適当だと味気ない、いっそサイコロの目で決めようか。このサービスはそんな時に乱数(ランダムな数)をつくりその結果を動画で報告してくれる、物理サイコロサーバとなっています。

3

次世代のAIサービスを展開する企業、リーガルテック株式会社が提供する知的財産のマネタイズ・プラットフォーム「Tokkyo.Ai IPマーケットプレイス」が注目を集めています。OMO(Online Merges with Offline)により誰でも簡単に取引できる場を提供することで、日本の知的財産の利活用促進が期待されているサービスです。

4

生活や働き方が大きく変革するいま、これまでの想像・発想を超える「夢」を持った次世代の起業家を創出するアワード「みんなの夢AWARD11」が3月4日に開催され、ファイナリスト6名の中からグランプリ・準グランプリが各1名選ばれました。

5

コクヨ株式会社は、働く・学ぶ・暮らすシーンで新しい価値を生み出すプロダクトデザインを集めて商品化を目指すコンペティション「コクヨデザインアワード2021」を開催。国内外57か国から応募された合計1,401点(国内795点、海外606点)を審査し、3月13日に、受賞作品計4作品を発表致しました。

6

一見役に立たないプロトタイプで、未知への好奇心が未来をつくる可能性を可視化する「Useless Prototyping Studio」(ユースレス・プロトタイピング・スタジオ)が、その第1弾プロトタイプとして、未来の情報ストレージデバイス「Black Hole Recorder」(ブラックホール・レコーダー)を制作しました。

7

日本政府は、国際競争力の低下が指摘される日本の大学の研究力を底上げするために、10兆円規模の大学基金を創設することを発表しました。運用益は大学の施設整備や若手人材の育成に充てられます。早ければ2021年度にも運用が開始される予定です。

8

パナソニック株式会社のロボット事業推進センターでロボットの開発を行っている安藤健さんのnoteにて、国の予算としてオープンになっているロボット関連の国家プロジェクトが紹介されています。国家プロジェクトとしてロボットに関連する予算を組んでいる省庁は、文部科学省、国土交通省、農林水産省、厚生労働省など多岐にわたるとのこと。その中でも最も多くのプロジェクトが組まれているのが経済産業省だそうです。

9

アメリカ科学振興協会が発刊している学術誌『Science』にて「海底ケーブルで地震を早期検知する」という技術が発表されました。海底ケーブルとは大陸や島々をつなぐために海底に敷設された通信ケーブルのことを指し、総延長は地球30周分の長さに達すると言われています。

10

株式会社博報堂が発刊する雑誌『広告』の最新号が発売されました。今回発売された最新号の特集は「流通」。物理的な商品から映画や音楽などのコンテンツまで、「流通」にまつわる様々な視点を集めた一冊となっています。

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