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2024.03.29
知財ニュース
ワコール、TOPPANら共同開発─3D計測で自分の骨格を知る「わたしを知る骨格診断」提供開始
株式会社ワコール、株式会社アイシービー、TOPPAN株式会社は、セルフの3D計測でAIによる骨格タイプ判定が受けられる「SCANBE(スキャンビー)」の新サービス「わたしを知る骨格診断」を共同で開発した。3月13日より東急プラザ表参道原宿にて提供を開始している。
「わたしを知る骨格診断」は、3D計測データと「3D骨格診断AI」により、ストレート・ウェーブ・ナチュラルの3タイプからなる骨格タイプやパーツごとの特徴、おすすめの洋服サイズや選び方など、骨格タイプに応じたファッションアドバイスを提供するというもの。
3Dボディスキャナーを用いた3秒のセルフ計測により簡単に診断することができ、手軽に客観的な診断結果を知ることができる。所要時間は、約20分。
一部予約制で、今後「SCANBE」店舗にて順次提供予定。料金は3,500円(税込)で、支払いはキャッシュレス決済のみ。
今回の共同開発は、ワコールが顧客体験設計と3D計測サービスの提供、アイシービーは独自の骨格診断メソッドに基づいた監修、TOPPANは一人ひとりのからだの特徴分析を行う「3D骨格診断AI」サービスの開発を担っている。
事前に106名に実実施したモニター調査では、平均満足度は5段階中4.38と高く、「簡単に診断ができた」「早く診断ができた」「お洋服選びの参考になった」「診断が客観的だと感じた」などユーザーからは高評価が相次いだ。
「SCANBE」は「わたしを知って、わたしになる。」をコンセプトとして、Z世代をターゲットに、3D計測をはじめとしたサービスを通じて“自分らしさの実現”をサポートするもの。
3Dボディスキャナーを用いた3秒のセルフ計測により、自分のからだを360度見られる3D映像や、ブラジャーをはじめとしたインナーウェアのサイズ、全身18か所の採寸データ、体型特徴を無料で知ることができる。
今回の開発に伴い、ワコールが2019年5月より開始した3D計測サービス「3D smart & try(スマート アンド トライ)」は、「SCANBE」へ順次生まれ変わる。
Top Image : © TOPPANホールディングス 株式会社