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2021.06.01

知財ニュース

日本初、電気代に応じて自動で節電ができる新機能サービス「Nature Smart Eco Mode」がリリース

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Nature株式会社が、日本初の電気代に応じた家電の自動操作機能「Nature Smart Eco Mode(ネイチャースマートエコモード)」をリリースした。

「Nature Smart Eco Mode」は、電力小売サービス「Natureスマート電気」の「スマートプラン」と、家電をスマートフォンで操作できるスマートリモコン「Nature Remo」の連携によって実現。「スマートプラン」は、電力の需要供給に応じて電気代が変動する料金制度を採用し、時間を意識して電気を使うことによって節電・節約の効果が得られるプランだ。

「Nature Remo」は、累計販売台数30万台を超えるスマートリモコン。タイマー機能や、GPS機能、温度・湿度、照度、人感センサーを搭載しており、ライフスタイルに合わせた家電の自動操作を実現する。

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「Nature Remoアプリ」内から「Nature Smart Eco Mode」の設定をするだけで、独自のアルゴリズムにより、電気代が高くなる時間帯を自動で判別してエアコンの設定温度が調節される。利用者は複雑な設定をする必要がなく、ボタン一つで節電・節約が可能となる。まずは消費電力が大きいエアコンの温度調節に対応し、対応家電や機能は順次アップデートしていくそうだ。

また、「Nature Remo」のオートメーション機能に、30分ごとに変化する電力量料金単価を用いた家電の自動操作も追加された。あらかじめ設定した電力量料金単価を上回ったタイミングで、エアコンを自動でOFFにしたり、照明を消すなどの家電操作が可能となる。「Nature Remoアプリ」から通知を受け取り、リアルタイムに変動する電気の価格に合わせて家電を操作することもできる。

仕組み

スマートリモコンは、赤外線リモコンを備えた家電であれば、メーカーや型番・年式などに関係なく使用が可能。「Google Home」や「Amazon Echo」、「Apple HomePod」などのスマートスピーカーと連携することで、スマートフォンや声で家電の操作ができるようになる。

2017年にスマートリモコンの草分け的存在として「Nature Remo」が誕生して以来、Natureは「自然との共生をテクノロジーでドライブする」をミッションに、IoTプロダクトを活用し、クリーンエネルギーへのシフトを目指している。2021年には社会課題をテクノロジーで解決に導くスタートアップとして「Google for Startups」に選出。今後は次世代の電力インフラの構築により、ホームオートメーションからデジタル電力革命への発展を遂げ、電力の新しい未来を創造していく。

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Top Image : ©Nature株式会社

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