Amazonは、ペット保険「わんにゃん安心保険」を2023年11月1日より募集代理店として販売開始した。「わんにゃん安心保険」は、リトルファミリー少額短期保険株式会社（※）がAmazon.co.jp限定商品としてAmazonと共同開発した、業界最高クラスの手厚い補償がありながら生涯保険料において業界最安クラスのペット保険。Amazonが保険募集代理店として日本で保険商品の開発に関わり、販売するのは今回が初となる。

（※あいおいニッセイ同和損害保険株式会社の子会社であり、同保険の引受保険会社）

「わんにゃん安心保険」は、通院、入院、手術費用を補償するフルカバー型ペット保険で、50%補償と70%補償の2つの補償割合タイプを用意している。

年間の保険金の支払限度額は、通院が30万円、入院が60万円、手術が30万円で、年間限度額に達するまで無制限で利用できる。8歳11か月までの犬・猫が新規加入対象となり、終身継続が可能。

同保険は、ペットの加齢にともなう保険料の上昇幅が緩やかな設計で、生涯保険料は業界最安クラス。さらに、補償内容のわかりにくさの要因とされる「一日支払限度額」「年間支払限度回数」「免責金額」を無くし、シンプルでありながら、従来のペット保険と同等の補償内容を完備している。

また、同保険の加入者は、Amazon.co.jpが販売・発送する対象ペットフードを年間4万円分まで常時5%OFFで購入可能。

2023年10月に全国3,000名を対象にリトルファミリー少額短期保険会社が行ったインターネット調査において、過去にペットの飼育経験があり、ペット保険への加入経験もある回答者にペット保険への満足度を尋ねたところ、「やや満足している（59%）」が最も多く、次点で「あまり満足していない（24%）」となり、より多くのペットオーナーが十分に満足できるペット保険という点で課題があることが明らかになった。

次に、ペット飼育の経験がある回答者にペット保険加入に対する懸念点について質問したところ、「保険料が高い（41%）」「（保険金支払限度額や支払回数などの）補償内容が不十分（16%）」「ペットの年齢が上がるにつれて保険料のあがり幅が大きく、一生涯続けられない（13%）」が上位という結果になった。また、複数回答可としてペット保険において最も重視する要素は、「補償やプラン（29%）」が最も多く、次点に「保険料の安さ（22%）」、そのほか「簡単な保険金請求（15%）」、「保険の分かりやすさ（12%）」と続いている。

この調査結果を受け、Amazonでは、保険料の高さや補償内容の不足、ペットの加齢に伴う保険料の急激な値上がりへの懸念を解消すべく、今回の「わんにゃん安心保険」の提供に至ったという。

Amazonでは他にも、ペットオーナーの方々がペットと安心して暮らすためのさまざまなサービスを提供。「ペットフード・ペット用品ストア」を通じた商品販売のみならず、ペットに合わせたおすすめ商品の情報やお得なクーポンなどを受け取れる「ペットプロフィール、ペットプロフィール登録者が犬・猫のフード選びについてAmazon専属の獣医師に無料で相談できる「獣医師フード相談」、「ほしい物リスト」を活用して支援物資を動物保護施設に寄付することができる「保護犬・保護猫 支援プログラム」など、Amazon.co.jp独自の様々な施策を実施している。

今回新たなペット保険の提供も相まって、ペットオーナーからは大きな注目が集まっている。同社では、「ペットオーナーが安心して動物医療を利用でき、より多くの犬・猫が長く健康に暮らせる環境の実現に努めていきたい」と展望を語っている。

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