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2022.01.18

知財ニュース

Tiktokで話題のレシピを再現して配達するバーチャルレストラン「TikTok Kitchen」が3月に米国で開始

TikTok Kitchen

中国ByteDance(字節跳動)傘下の動画共有サービス「TikTok」は、アメリカでフードデリバリー専用レストランサービス「TikTok Kitchen」を開始することを発表。バーチャルレストラン事業を展開するゴーストキッチンプラットフォーム「Virtual Dining Concepts(VDC)」と提携し、TikTok上で話題となった料理をメニューにして提供する。

公開されている情報によると、TikTokは料理を作る拠点として既存のレストランに300のデリバリーステーションを開設。TikTokがレシピや専用パッケージを提供し、レストランオーナーはTikTok Kitchenに参加することで、TikTokでクリエイターが紹介し話題になったレシピを公式として再現し、デリバリーメニューとして販売できる。「DoorDash」や「Grubhub」といった大手フードデリバリーサービスを通じて配達される。

料理は、Googleの2021年のグローバルでの急上昇ワード3位にランクインした「Feta Pasta」(パスタを揚げたチップス)をはじめ、「Smash Burger」、「Corn Ribs」、「Pasta Chips」などTikTokで話題となった料理がメニューとなる予定。メニューはトレンドに基づき四半期ごとにリニューアルされるとのこと。

同サービスは2022年3月に開始し、年末には1000店舗以上に拡大する予定。また、売り上げの一部はメニュー作りのきっかけとなったクリエイターに還元されるという。

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Top Image : © TikTok Kitchen

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