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2021.10.12

知財ニュース

投写映像に触れて操作する近未来型パソコン「Aipc」が日本上陸─Windows10のアシスタントAI コルタナにも対応

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プロジェクター機能によってテーブルや壁に映像を投写し、映した映像に触れて操作が可能な投写型コンピューター「Aipc(エーアイピーシー)」が日本に上陸する。正規版Windows10を搭載しているので、Microsoft Officeなどのアプリをダウンロードし、書類やプレゼンテーションの作成、メール、ビデオ通話、ゲームのプレイなど、カスタマイズしパソコンとして使用することができる。現在応援購入サイト「Makuake」にて先行販売が行われている。

Aipcの最大の特徴は、プロジェクターのようにAipc本体のコンピューター映像を自由な場所に投影することができ、映した画面をタッチしてコンピューターを動かすことができる点だ。スクリーンは最新の赤外線センサー技術によって1秒間に60フレームの認識が可能となり、サクサク動かせるという。タッチパッドジェスチャーにも対応し、指の動作だけで項目選択やスクロール、デスクトップ画面の表示などが行える。また複数人での同時操作ができるように最大10点のマルチタッチに対応。会議やゲームの同時プレイなどの共同操作も可能となっている。

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投影するスクリーンは卓上モードと壁面モードの2種類から選択でき、テーブル、床、壁など平面であればどんな場所でもスクリーンになる。最新の短焦点投写技術と赤外線センサー内臓で、卓上モードは23インチの大画面で、壁面モードでは23-100インチの大画面で投写できる。

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Aipcにはカメラとマイクが内臓されており、Zoomなどのビデオ会議も可能だ。Windows10の音声アシスタントAI「コルタナ(Cortana)」にも対応。スクリーン面にタッチが難しい場合はBluetoothやUSB経由でキーボードやマウスに接続し、通常のコンピューターのように使用することも可能だ。

Makuakeでの先行申し込みは11月15日まで受け付けており、発送は2022年2月頃を予定しているとのことだ。通常のパソコンとしても使用でき、使う環境を選ばず投影した画面をタッチして動かすことのできる近未来の投写型コンピューターの無限な使い方に今後も注目したい。

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Top Image : © 鑫三海株式会社

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