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2024.06.17

知財ニュース

新作文房具のNo.1を決めるアワード「文房具総選挙2024」結果発表―大賞はユニークな形状とネーミングの本専用アイテム

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株式会社ワン・パブリッシングが発行・運営する雑誌『GetNavi(ゲットナビ)』とウェブメディア『GetNavi web』は、2023年度に発売された新作文房具のNo.1を決めるアワード「文房具総選挙2024」を開催。約1か月にわたり読者、文房具ファンおよび一般ユーザーからの投票を受け付け、5月24日に結果を発表した。

「文房具総選挙」は、雑誌『GetNavi』とウェブメディア『GetNavi web』が主催する文房具のアワード企画だ。2013年にスタートし、今回で12回目となる。2024年は、ここ数年の文房具業界で活況を呈しており、本アワードでも関連部門が3つも作られた「子ども向けの文房具」や、エコなだけでなくユニバーサルなデザインですべての人の作業がはかどる「SDGs文房具」など、トレンド文房具を含む100点がノミネート。それらの頂点に立ったのは、ユニークな形状とネーミングでSNSを中心に話題を集めた本専用アイテムだ。

◾️大賞

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「ウカンムリクリップ」(サンスター文具)
大賞に輝いたのは、「その形があったか……!」と思わず膝を打ってしまう、漢字の“うかんむり”型の本専用クリップ。従来のブッククリップでは圧迫されがちだった「背表紙」や「書籍の中央」を避けて留めるため、開きグセが付きにくく本が傷むのを防ぐことができる。それでいて、分厚い参考書などもしっかり固定。約46gと軽量で携帯しやすい点も魅力だ。

◾️準大賞

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「キャンパス フラットが気持ちいいノート(ドット方眼罫)」(コクヨ)
国民的ノートブランド「キャンパスノート」の新顔が準大賞を受賞。無線綴じノートの見開き性を追求し、強度を保ちながらも同ブランド史上最もフラットに開く構造を実現した商品だ。見開きをひとつの面のように広々使え書き込みやすく、写真に撮ったときに影ができにくいのも魅力。

【第3位】

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「本に寄り添う文鎮」(コクヨ )
2022年の数量限定販売時に話題になり、再発売を求める声に応え、今春全国発売。置くだけで本が閉じるのを防げ、少ない手順でページをめくれる。真鍮タイプは経年変化が楽しめ、持つ喜びも味わえる。

【第4位】

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「ブギーボードぺーパリーBB-18」(キングジム)
書いた内容をワンタッチで消せて、繰り返し使える電子メモの新モデル。紙のような薄さと柔らかさが特徴で、省スペースで保管できる。背面が磁石になっており、ホワイトボードなどへの貼り付けが可能。

【第5位】

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「キャンパス 青色シートで覚える暗記用ペンセット」(コクヨ)
集中力維持効果が報告されている「青」を生かした暗記ツール。オレンジのマーカーチップと水色の細字チップを備えたペンが付属し、マーカーを引いた文字やペンで書いた文字をシートで隠して使う。

さらに、1年ぶりに復活した「SDGs文房具」部門、5年以上売れ続けている学生向け商品に絞った「キッズの勉強がはかどる プチロングセラー文房具 」部門など、全9部門・100点もの文房具がノミネート。各部門の第1位は以下のとおりだ。

【機能別部門】
■「書く・消す」部門
「リサーチラボペン」(コクヨ)

■「記録する」部門
「キャンパス フラットが気持ちいいノート(ドット方眼罫)」(コクヨ)

■「切る・貼る・綴じる」部門
「ウカンムリクリップ」(サンスター文具)

■「収納する」部門
「カクスタ ポータブルペン立て シリコンタイプ」(ソニック)

■「印をつける・分類する」部門
「つまめるはんこ」(シヤチハタ)

【トレンド部門】
■「キッズの勉強がはかどる文房具」部門
「キャンパス 青色シートで覚える暗記用ペンセット」(コクヨ)

■「キッズの勉強がはかどる環境をつくる文房具」部門
「ビジュアルバータイマー」(キングジム)

■「SDGs文房具」部門
「ジェットストリーム 海洋プラスチック」(三菱鉛筆)

■「キッズの勉強がはかどるプチロングセラー文房具」部門
「しゅくだいやる気ペン」(コクヨ)

その他にも、今回は、惜しくも各部門賞の受賞を逃したものを中心に、いまの文房具シーンを語るうえで外せないエポックな商品に贈る特別賞を新設。選考委員全員で選出し、5つの商品も表彰している。

プレスリリースはこちら

「文房具総選挙2024」

Top Image : © 株式会社 ワン・パブリッシング

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