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2023.01.23
知財ニュース
ソニー・ホンダモビリティが新型EV「AFEELA(アフィーラ)」を発表、CES 2023でプロトタイプ初公開
ソニーグループとホンダが2022年に設立したソニー・ホンダモビリティ株式会社が、世界最大級の家電見本市「CES 2023」で新ブランド「AFEELA(アフィーラ)」のプロトタイプを初披露した。
「AFEELA」は、”FEEL(感じる)”をコンセプトとした電動モビリティ。人がモビリティを“知性を持つ存在”として感じ、モビリティがセンシングとネットワークで人と社会を感じるというインタラクティブな関係性を表している。
今回のプロトタイプには計45個のカメラ、センサー等とともに、最大 800TOPSの演算性能を持つECUを搭載。他にも、知性を持ったモビリティが光で語りかける” Media Bar”で、モビリティと人のインタラクティブなコミュニケーションを実現する。
また、「AFEELA」では、繭に包まれたような無垢でやさしいラウンド基調のシンプルなデザインにより、デザインでの新たな価値基準を模索。動力性能やパフォーマンスが求められた従来の車両デザインを見つめ直すことで本質的な価値を浮き彫りにし、ピュアで強いデザインに昇華することを目指したという。
SHMでは、本プロトタイプをベースに開発を推進する予定。モビリティのインテリジェント化を目指し、Qualcomm Technologies Inc. との戦略的な技術パートナーシップ の締結や、Epic Gamesとのモビリティにおける新しい価値観の検討も実施するとしている。
なお、「AFEELA」は、2025年前半に先行受注を開始、同年中の発売を予定。デリバリーは2026年春に北米で開始するとしている。
Top Image : © ソニー・ホンダモビリティ 株式会社