ファッションブランド「アンリアレイジ（ANREALAGE）」は「ドラえもん」とコラボレーションし、22世紀の「すこし・ふしぎ」な日常服を発売すると発表した。

今回発表するアイテムは、2024年9月4日（水）より、高島屋（新宿店、大阪店）のポップアップショップが先行発売し、9月11日（水）よりアンリアレイジ渋谷パルコにて発売を予定している。 ※店舗により取扱商品が一部異なる。

「アンリアレイジ（ANREALAGE）」は、デザイナー森永邦彦が設立し、日常と非日常を行き来するデザインを発信するファッションブランド。今回、藤子・F・不二雄作品に影響を受けた「すこし・ふしぎ」なコレクションが新登場し、「ドラえもんが生まれた22世紀の日常服」をテーマに、光学的なトリックや布の色を変化させる新たなテクノロジーを用いたアイテムが多数登場している。

「影纏いＴシャツ」は、紫外線を当てると色が変わる技術「フォトクロミック」により、太陽光に当たると影が現れるTシャツだ。“影” をその場に留めておける、ドラえもんのひみつ道具「影ぶんちん」をデザインに落とし込んでいる。

「光の着せ替えシャツ」は、真っ白なシャツにスポットライトを当てると、赤・青・黄・白のドラえもんカラーの水玉と鈴が浮かび上がる。ドラえもんのひみつ道具「きせかえカメラ」のように、スマートフォンのライトをつけて “すこし・ふしぎ” な着せ替えが楽しめる。

再帰性反射材という、反射した光が光源にまっすぐ帰る特性を利用しており、光源の近くに目を置くと最も鮮やかに見ることができる。

また、ひみつ道具だけでなく、ドラえもんの謎に迫る「青ざめるファーコート」も登場。ドラえもんはもともと黄色で、ネズミに耳をかじられたショックで青ざめたというエピソードをヒントに、紫外線を当てると色が変わるフォトクロミック素材を用いて、紫外線により屋内では黄色、屋外に出ると青に変わるファーコートをつくり上げた。

そのほか、アンリアレイジの「ボールシャツ」もドラえもんカラーになって「球体専用シャツ」として登場。人の体には合わないかもしれないが、22世紀にはこれにフィットするロボットが出てきていることを想像しながら制作したとのこと。

コラボレーションを記念して、ドラえもんカラーの「球体専用シャツ」をまとった球体ロボットが“22世紀の街並み”を旅する特別動画も公開されている。

ニュースリリースはこちら（アンリアレイジ）

プレスリリース（高島屋）

Top Image : © ANREALAGE

LIGHT FORCE（ライトフォース）

虹色に光を放つ、次世代の再帰反射材