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2021.08.20
知財ニュース
老舗うなぎ屋と高校生による「うなぎを宇宙まで飛ばすプロジェクト」が始動─うなぎの蒲焼の宇宙日本食認定を目指す
長野県の松本工業高校と1954年創業の老舗うなぎ屋「やなのうなぎ観光荘」が共同で、うなぎを気球に乗せて宇宙へ打ち上げるプロジェクトのクラウドファンディングを始動。目標金額は300万円となっており、打ち上げたうなぎの様子を360度動画として撮影し、支援者に届けるとのこと。
すでにテストフライト映像も公開され、上空約34キロまで上昇する「うな重」を見ることができる。
本プロジェクトでは、うな重とうなぎのタレ、そして高校生が開発した360度カメラ搭載の気球を打ち上げ、宇宙空間でうなぎの観測・動画撮影を行う。
企画のきっかけは、以前より「うなぎの蒲焼の宇宙日本食認定」を目指して活動しているやなのうなぎ観光荘が、「宇宙を見てみたい」という夢を持つ高校生たちと偶然巡り合ったことから。2021年から話し合いを重ね、具体的なアイデアを固めたそう。
支援は1000円から可能で、リターンは「VRで楽しめる宇宙空間の撮影動画」「観光荘の自慢のうなぎ」「宇宙から帰ってきた宇宙うなぎタレ」、宇宙日本食認定に向けてチャレンジ中の「宇宙うなぎ蒲焼」が用意されている。
クラウドファンディングHPには、日本人サラリーマンで初めて宇宙旅行に申し込んで当選した稲波紀明氏や、宇宙飛行士の山崎直子氏、さらにNASAアジア代表のガービー・マッキントッシュ氏から激励のメッセージが寄せられている。
宇宙食の可能性を広げる本プロジェクト、宇宙とうなぎに興味がある方は公式ページを覗いてみてはいかがだろうか。
Top Image :©やなのうなぎ観光荘