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2021.01.26
知財ニュース
スイーツ専用3Dプリンティングシステム「Topology」から デジタルデザインバターケーキが誕生
デザイン系メディア「AXIS web Magazine」にて、3Dプリンターで作るケーキを紹介する記事が公開されました。
開発したのは、伝統的な製法と、デジタルデザインを駆使して革新的なバターやチョコレートを発表している「NATIONAL DEPERTMENT」。スイーツ専用の食品3Dプリンティングシステム「Topology(トポロジー)」は2021年2月のバレンタイン商品から運用開始とのこと。
AXISによると、
「トポロジー」は、バターの開発・製造で培った3Dプリンター活用やテクスチャ開発の実績をもとに、スイーツ専用のシステムとして開発。クリームやスポンジケーキなどのスイーツを構成するための食材を格納するストレージと食材を射出する4軸アームで構成される。(省略)
これまでのケーキはスポンジとクリームの積層によるものが主流だったが、3Dプリントなら複数のフレーバーの食材を立体的に造形することができ、今までにない複雑な食味を実現できるそうだ。
とのこと。立体的造形のケーキ、というのがイメージが難しいですが、平面に流し込んだり積み上げて、その断面とデコレーションされた表面のコントラストを楽しむというのが今までのケーキだとすると、縦横無尽に味に変化をつけられる、まさに柔らかい彫刻、のような食べ物になるのでしょうか。