技術による社会課題解決に取り組む大学発ベンチャー、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社（PxDT）と、東京建物株式会社は、ピクシーダストテクノロジーズが開発した感染症対策CO₂センサーソリューション「magickiri™ CO₂」を、八重洲・日本橋・京橋の複数飲食店舗へ試験導入し、共同の実証実験を開始した。

「magickiri™ CO₂」は、簡単に室内の換気状態を適切に把握できるCO₂センサーソリューション。機器をコンセントに挿すだけで使用可能で、CO₂濃度や換気の状況を分かりやすくモニターに表示する。また、同社の開発した空気の流れを可視化する感染症対策BCPソリューション「magickiri™」の開発過程において得られた感染症対策の知見によって、専門家の監修のもと感染リスクを評価する独自指標も定めている。

新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が全国的に解除されたことを受けて、さらなる再拡大防止のために飲食店等における換気の注目度が高まっている。本実験では、店舗の換気状況を可視化することで、運営・利用者双方が安全・安心に繋がる施策を構築できるようにすることを目的として行われた。

実験参加店の利用者のアンケートをもとに検証を行い、集客に苦しむ飲食店舗の支援に繋がることが確認でき次第、東京建物のビル事業の商品企画等に活用していくとしている。

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magickiri CO₂サイト

Top Image : © ピクシーダストテクノロジーズ 株式会社