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2025.02.28
知財ニュース
Nothing初のオープン型イヤホン「Ear (open)」―透明デザインと快適装着、通話品質もAIで進化

ロンドン発のテクノロジー企業Nothingが販売する、ブランド初のオープン型ワイヤレスイヤホン「Ear (open)」が好評発売中。
同製品は、周囲の音を聞きながら音楽を楽しめる「オープンサウンドテクノロジー」を搭載し、没入感のあるオーディオ体験と周囲の状況把握を両立。音漏れを最小限に抑える設計で、プライバシーにも配慮されている。
デザイン面では、Nothingらしい透明感のあるスリムな外観が特徴で、片耳わずか8.1グラム、ケースの薄さは19mmと、オープン型イヤホンの中でもトップクラスのコンパクトさ。人間工学に基づいた設計により、一日中快適な装着感が持続し、ランニングなどの運動時にも安定したフィット感を提供するという。
音質にもこだわり、特許出願中のチタンコーティング振動板と階段状の超軽量ドライバーを採用。歪みを抑え、深みのある低音とクリアな高音を実現する。
さらに、Bass Enhanceアルゴリズムにより低音を最適化し、より深みのある低音も実現。バッテリー性能も高く、イヤホン単体で8時間、充電ケース併用で最大30時間の再生が可能。急速充電にも対応し、10分間の急速充電で2時間使用できる。
AI技術の統合も特徴的で、ChatGPTとの連携により、ハンズフリーのままイヤホンから直接リアルタイムの情報にアクセス可能。Clear Voiceテクノロジーは、2,800万以上のシナリオを想定したAIにより、厳しい環境でもクリアな通話品質を確保。デュアル接続や低遅延モードなど、便利な機能も搭載している。
「Ear (open)」の価格は、24,800円(税込)で販売。Nothing公式サイトにて購入できる。
Top Image : © Nothing Technology Limited