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2025.02.13
知財ニュース
東芝テック、Retail AIのセルフレジ機能付きスマートカートシステム 「Skip Cart®」を販売―業務効率化に貢献

東芝テックは、株式会社Retail AIのセルフレジ機能付きスマートカートシステム「Skip Cart®」の販売を2025年1月31日より開始した。
同システムは、カートにセルフレジ機能を搭載することで買い物客のレジ待ち時間を短縮し、スムーズな会計を実現するというもの。事前に売場でバーコードを読み取る運用のため、会計機で決済するだけの買い物を実現する。
「Skip Cart®」は、東芝テックのグローバルリテールプラットフォーム「ELERA®」との連携により、既存の店舗システムとのクラウド上での接続も容易になり、商品情報や会計機との連携が可能。
2024年12月末時点で既に252店舗、20,985台にて稼働しており、商品スキャン漏れを防止する自動検知アラーム装置や、消費者の購買履歴などのデータを活用して、AIが一人一人に最適な商品をタブレット上でお勧めするレコメンド機能も搭載。小売業の店舗業務効率化や消費者の買い物の満足度向上に貢献している。
東芝テックは世界の流通イノベーションにおいて中心的役割を果たす「グローバルトップのソリューションパートナー」を目指し、戦略パートナーとの共創や「ELERA®」の開発を推進。今後も戦略パートナーであるRetail AIとともに共同プロジェクトを進めていきたいとしている。
Top Image : © 東芝テック 株式会社