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2022.02.04

知財ニュース

関西電力がWi-Fiやワイヤレス充電を内蔵した「エヴァ電柱」を開発─大阪万博での活用を目指す

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関西電力グループは1月13日、2025年大阪・関西万博の会場予定地の人工島 夢洲で、Wi-Fiやワイヤレス充電を内蔵した多機能電柱「スマートポール」の実証実験を開始した。

スマートポールのデザインは、電力との親和性があり、革新的なイメージを持つ世界的な人気アニメーション「エヴァンゲリオン」に登場する機体をモチーフにしており、それぞれ『夢洲初号柱』『夢洲2号柱』『夢洲零号柱』と名付けられた。

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スマートポールは常時、街路灯や5G・Wi-Fiスポットとして機能するほか、デジタルサイネージとスピーカー、防犯カメラ、ドローン活用による不審者への威嚇や証拠保持、太陽光パネルなども備えている。また、停電などの非常時には、スマートフォンのワイヤレス充電や電源供給なども可能という。

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今回の実証実験では、太陽光発電によるポールへのエネルギー供給やスマートフォンへのワイヤレス充電、Wi-Fi機能の性能、塩害や風害によるポールの耐久性を検証。3月以降は非接触充電ドローンポートの性能や、ポールに設置したカメラとドローンを活用した防犯機能・見守り機能の有効性も検証し、2025年に開催予定の大阪・関西万博での活用を目指す。

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Top Image : © 関西電力グループ

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