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2023.11.14
知財ニュース
パナソニック ホールディングス、東急、UR都市機構が空中配送ロボットによる実証実験を川崎市で開始
パナソニック ホールディングス、東急、都市再生機構は、持続可能なまちづくりの推進に向けて、川崎市麻生区のUR虹ヶ丘団地にて、世界初(※)となる郊外住宅地における空中配送ロボット技術を活用した新たな配送サービスの実証実験を実施する。開始は、11月18日(土)から。
実証実験は、空中配送ロボットによる配送システムを試行的に運行させ、その効果や課題の把握、利用頻度や利用目的のニーズの把握と、生活への影響を調査するもの。
2023年11月18日(土)〜2024年3月31日(日)の期間に不定期で行われ、場所は川崎市麻生区虹ヶ丘2丁目UR虹ヶ丘団地内。住民が専用WEBアプリから、東急ストア、吉野家などの商品を注文すると、指定時間内に団地内の受取場所にある受取ボックスまで配送ロボットによって商品が届けられる。
三者は、空中配送ロボットの技術およびサービスの効果検証を通じ、配送業界における人手不足や配送コストの上昇といった社会課題の解決、少子高齢化が進行する郊外住宅地における買い物の利便性向上を目指していく。
また、空中配送ロボットの受取場所に人が集い、外出や交流の機会が創出されることによるウェルビーイングの向上や、コミュニティの形成による地域活性化へ寄与しながら、生活者一人ひとりの自由で豊かな暮らしの実現、生活者起点でのまちづくりを推進したい考え。今回のUR虹ヶ丘団地の実証実験の結果を踏まえ、今後は虹ヶ丘地域、すすき野地域への拡大を視野に検討を進めていくとしている。
(※空中配送ロボットの方式において、2023年11月6日現在 パナソニック ホールディングス調べ)
Top Image : © パナソニックホールディングス 株式会社