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2022.02.10
知財ニュース
日本初、表参道の屋外広告枠をNFT化し販売―NTTドコモ・電通グループ共同出資の実証実験開始
NFT広告に取り組むスタートアップBridges, Inc.と、国内屈指の仮想通貨メディア「CoinPost」を運営する株式会社CoinPostは、NTTドコモと電通グループが共同出資する株式会社LIVE BOARD、及び電通と協力し、ブロックチェーン技術を活用した、屋外広告枠を販売する実証実験を日本で初めて実施した。その落札された広告枠での掲載は、2022年2月7日より約4週間行われる。
海外では、アイドルグループファンが広告を出す「応援広告」や、NFTのコレクターが自身が保有するNFTをデジタルサイネージに掲載する事例など、個人が出稿する広告の印象的な面が見られるようになった。こうしたことを背景に、日本でもNFTを掲載可能な面として、個人でも出稿可能で印象的な面を提供したいという思いから今回の実証実験に至ったとのこと。
実証実験では、表参道 青山ストリートビルボードの屋外広告枠をNFT化し、1月17日(月)から1月23日(日)の7日間、広告用NFTマーケットプレイス「Kaleido(カレイド)」にて入札を受付。1500.0 MATIC、日本円で約30万円ほどで落札された(2022年1月29日現在)。
掲載内容を掲載側で審査した後、2月7日(月)から3月6日(月)の約4週間掲載される。実験を通して、今後の日本市場での可能性を検証していくとしている。
Top Image : © 株式会社 CoinPost